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オスプレイ

15年にも空中給油中に事故 報告書で判明

不時着し大破したオスプレイ=沖縄県名護市安部の海岸で2016年12月14日午前7時4分、本社機「希望」から

 防衛省は11日、沖縄県名護市沖で昨年12月に起きた米軍垂直離着陸輸送機オスプレイの不時着、大破事故について、「空中給油訓練中のパイロットの操縦ミスが原因」とする米軍の事故調査報告書を明らかにした。同省は「機体の不具合が事故の要因となる兆候はなかった」としているが、2015年にも空中給油中に事故が起きていたことも報告書から判明。トラブルが続くオスプレイの安全性が改めて問われそうだ。

 報告書によると、オスプレイは昨年12月13日午後9時18分ごろ、夜間に空中給油機MC130から給油を受ける訓練中、エンジンの出力を上げすぎて給油機との正常な距離を保てず、右回転翼が給油ホースや給油口と接触した。

 オスプレイは米軍普天間飛行場(宜野湾市)に向かったが、機体が大きく振動し、安全な飛行の継続が困難となり、名護市安部の浅瀬に「制御された緊急着水を行った」としている。ただ、搭乗員5人のうち2人が負傷し、機体は大破した。

 防衛省はこれまで「オスプレイの同様の事故は初めて」としてきたが、今回の報告書は、15年にも米海兵隊のオスプレイが空中給油機の給油口と接触するトラブルが起きていたことに言及していた。

 この時は損傷が軽微で、安全に着陸したという。同機は米カリフォルニア州の飛行場に所属しているが、米軍は事故の詳細について明らかにしていない。米軍は防衛省に今年8月、初めてこの事故を明かしたという。

 11日に防衛省を訪れた翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は記者団に「事故が起きるとパイロットの責任に帰しているが、機体の構造的欠陥は言わないようにしているのではないか」と疑問を投げかけた。【前谷宏】

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