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やくみつるさん=根岸基弘撮影

虫も多彩な大都会

 生まれて58年間、東京都世田谷区の同じ町内に住んでいます。父母が秋田から上京して、この地に居を構えました。最寄り駅から渋谷まで電車で10分の距離ですが、自宅近くには今も農地があり、程よい田舎です。

 子どもの頃から夢中になったのは昆虫採集です。自宅から程近い場所には、大きな公園があるのですが、カブトムシやタマムシを捕った記憶があります。今はさすがに捕虫網を持って近所をうろうろしたりはしませんが、食痕(しょくこん)のある木々の葉を見つけては裏返して虫を探したり、家の網戸に止まった虫をめでたりして楽しんでいます。

 昔に比べて昆虫が減ったというのは、いるのに気付かない人が言っているだけです。実際はたくさんいますよ。今の時期、虫の声に耳を傾けると、アオマツムシはメインボーカル、コオロギの音色はベースといったところでしょうか。合いの手を入れるように他の虫の鳴き声が--とステレオのように聞こえてくる。そんな声を楽しみながら夜道を歩くと、心が豊かになりますね。

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