メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

スケッチ

不確かでも追い続ける「戦争」

インスタレーション「リコレクション-ベニヤの魚雷」について語る笹川治子=清水有香撮影

 天井のロープにつられ、巨大な一匹の「魚」がホワイトキューブを頼りなさげに泳ぐ。全長約4.6メートルのそれは太平洋戦争末期、兵士を乗せて出撃するために製造された人間魚雷を模したものだ。薄い板で覆われ、緑色の塗装は所々はげている。制作した茨城県在住の美術家、笹川治子(33)は「ベニヤ板でできた人間魚雷があった」という元特攻隊員の祖父(89)のおぼろげな記憶を基にしたと説明する。大阪市西区のヨシミアーツで立体や写真によるインスタレーションを展開している。

 6歳から祖父母と一緒に大阪で暮らしていた笹川は、戦争体験をよく聞かされていたといい、アニメやゲーム…

この記事は有料記事です。

残り663文字(全文940文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 祖父母殺傷 少年「生徒に殺意。迷惑避け、まず家族を」
  2. 訃報 田中信夫さん 83歳=声優、サンダース軍曹役
  3. 記者不明 「皇太子命令取り違え、将軍が殺害で収拾」報道
  4. プロ野球CS さえ渡る継投策 ソフトバンク・工藤監督
  5. プロ野球 巨人・上原が膝手術へ 

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです