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RSウイルス感染症 乳幼児への拡大防いで 例年より流行前倒し /福岡

 寒い季節に流行し、乳幼児が肺炎になることもあるRSウイルス感染症が今年は例年より1カ月以上早く流行し始めている。国立感染症研究所によると、全国の定点医療機関から報告される患者数が7月に入って急増。8月には昨年同期の4倍を突破した。既に例年のピーク時の12~1月に迫る勢いで、冬に向けて懸念が高まる。RSウイルスは感染力が強く、乳幼児が重症化するケースが多いため注意が必要だ。【取違剛】

 RSウイルス感染症は乳幼児に多く見られる急性呼吸器疾患で、小さな子ほど重症化しやすい。「ゼーゼー」という呼吸音がして激しくせき込み、悪化すると気管支の炎症が奥の細気管支や肺にまで広がって命にかかわることもある。ウイルスを抑える薬はなく、治療は吸入薬で気管を広げるなど対症療法しかないのが現状だ。

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