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論点

高齢者と車の運転

松崎逸夫氏

 高齢者が運転する自動車の重大事故が相次いだことを受け、認知症対策を強化した改正道路交通法が今年3月に施行されて半年。医師に認知症と診断されれば運転免許の停止・取り消しになるが、免許を失ってしまうと日常生活に支障が生じる高齢者は多い。超高齢社会・日本において高齢者の「足」はどのように確保すべきか。

地域で整える「生活の足」 松崎逸夫 NPO法人「かわかみ・絆の会」理事長

 高齢者に運転免許の返納を呼びかけるだけでは、問題は解決しない。車を手放しても安心して暮らせる環境を整えることが大事だ。地方で高齢者の移動支援に取り組みながら、そんな思いを強くしている。活動を始めて丸2年、最近では免許を持たない高齢女性だけではなく、サービスを頼りに運転をやめる高齢者もいるからだ。

 佐賀市大和町の川上小学校校区で、通院や買い物のために外出する高齢住民を車で送迎する活動をしている。校区は佐賀市中心部から北へ車で約20分。人口は約5800人で、うち65歳以上の高齢者が約3割を占める。

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