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シリア

アルカイダ系が台頭…北部、IS弱体化に乗じ

シリア北西部で勢力を伸ばすHTS

 【カイロ篠田航一】内戦が続くシリアの北部イドリブ県で、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「ハヤト・タハリール・シャム」(HTS)が台頭している。イドリブ県はアサド政権に抵抗する反体制派の数少ない拠点の一つだが、7月には反体制派の有力組織「アフラル・シャム」が撤退。代わりにHTSが県都イドリブ市を制圧し、急速に存在感を高めている。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどによると、HTSはアルカイダから分離した「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」を前身とする組織で、他のグループも吸収する形で今年1月に結成された。トルコや湾岸諸国の支援を受けているとされる「アフラル・シャム」と以前は連携していた時期もあったが、今年7月に衝突し、民間人15人を含む92人が死亡。その後、7月下旬にはHTSがイドリブ県での支配を確立した。

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