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私有林で700本誤伐採 賠償を検討

 北海道函館市が同市恵山地区の私有林を市有林と誤り、樹木計700本を伐採し木材を搬出、販売していたことが12日分かった。道の森林調査簿の記載が間違っていたのが理由で、市は所有者に口頭で謝罪し具体的な賠償を検討している。

     同市によると、誤伐採が判明したのは同市高岱町にある約8000平方メートルと約4300平方メートルの私有林で、市内の男性2人がそれぞれ所有する。

     市は森林調査簿に基づいて森林経営計画を策定し、2008~16年度にこの私有林内で間伐や伐採、植栽などを実施。伐採したスギやトドマツ、カラマツを木材として搬出、販売してきた。

     しかし今年5月、所有者の1人から申し出があり、登記簿謄本で所有者を確認した結果、市有林ではないと判明した。1961年、旧・尻岸内村(現函館市)が村有地だったこの林を私有地に変更したが、調査簿に反映されていなかったという。

     市は、他にも同様の事例がないか調査する一方、今後の森林整備ではすべてのケースで登記簿謄本を取り寄せ、再発防止に努める。【山田泰雄】

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