南三陸

絵描き漁師、笑顔を力に…避難所で似顔絵、評判に

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子どもの似顔絵を描く阿部仁文さん(左)=宮城県登米市の柳津虚空蔵尊で2017年9月10日午後0時2分、中川友希撮影
子どもの似顔絵を描く阿部仁文さん(左)=宮城県登米市の柳津虚空蔵尊で2017年9月10日午後0時2分、中川友希撮影

 歯を見せて笑う女性、津波の被害を免れた浜の光景--。宮城県南三陸町の漁師、阿部仁文(ひろふみ)さん(39)は2011年夏から、被災地で生きる人たちの似顔絵や震災後の海辺の風景を描き続けている。家業を継ぐため、震災前に一度は芸術活動を諦めたが、今は「その人らしさがわかる似顔絵や、漁師ならではの視点で南三陸の景色を描きたい」という。【中川友希】

 「何のジュース、持ってるの」「歯、抜けてるんだね」。阿部さんが、ぽつり、ぽつりと子どもに話しかけ、表情を引き出していく。似顔絵を描き始めて6年がすぎた。

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