民進党内で離党の動きに歯止めがかからない。大島敦幹事長は12日、東京都内で離党を検討する衆院議員と会談して慰留したが、説得できなかった。一方で、離党した細野豪志元環境相と、小池百合子東京都知事、若狭勝衆院議員は11日夜に会談し、「離党予備軍」に秋波を送った。前原誠司代表ら民進執行部と、細野氏ら国政新党を目指す勢力との綱引きが続きそうだ。
「党にとどまるか否かは今の段階では決めていない」。大島氏からヒアリングを受けた後藤祐一衆院議員(神奈川16区)は12日、離党について態度を保留した。後藤氏は11日に神奈川県連代表を辞任しており、その後国会内で開かれた県連会合で陳謝しつつ、「民進党は自民党に対抗する受け皿になり得ていない」と党の現状に対する不満を述べた。
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