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自民党憲法改正推進本部は12日、党本部で全議員対象の会合を開き、自衛隊の存在を明記する改正について議論した。保岡興治本部長は党内の意見集約に向け、憲法9条第1項(戦争放棄)と第2項(戦力不保持)を維持するという安倍晋三首相の考えに沿った条文案を次回提示する方針を示した。9条に関する次の会合は10月下旬の見通しだ。
8月の内閣改造・自民党役員人事の後、推進本部が開かれるのは初めて。首相の提案には公明党など他党の協力を得る狙いがあり、出席議員からは「自衛隊の違憲性を払拭(ふっしょく)する意味がある」「国民投票を念頭に置いた現実的な対応だ」など賛成意見が相次いだ。
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