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在宅介護支援ロボ

実用化へ愛知・豊明団地にモデルルーム

高齢者の生活をサポートする生活支援ロボット=愛知県豊明市で2017年9月12日、木葉健二撮影

 高齢者が自宅で使える小型の介護・生活支援ロボットの開発を進める藤田保健衛生大(愛知県豊明市)は、研究実証拠点となる「ロボティックスマートホーム(RSH)」を豊明市の都市再生機構(UR)豊明団地内に開設し、12日に報道関係者に公開した。モデルルームとして団地に住む高齢者らに体験してもらい、実用化に向け改良を重ねるという。

     同大学はトヨタ自動車やブラザー工業、LIXILなど6社と協力して開発に取り組んでいる。

     RSHは75平方メートルの1LDKで1~2人暮らしを想定した。置かれた人型の生活支援ロボットは、物を拾ったりブラインドを上げたりしてくれる。実演では「飲み物を持ってきて」と声で指示されると、ペットボトルを棚から取り出しアームを伸ばして差し出した。7、8パターンの指示を認識するという。

     可動式のつり下げバンドで利用者の体を固定する歩行支援ロボットも用意され、場所を指定すれば天井に張り巡らされたレールに沿ってトイレやリビングなどへ1人で行ける。

     このほか、テレビモニターを通して医師や療法士から筋肉のデータを踏まえた助言を受けながら体操ができる遠隔コミュニケーションテレビ、座ったまま横にも移動できる車椅子型のロボット、尿の状態などから健康をチェックするトイレも設置されている。

     日本の住宅事情に合わせ、将来的には50平方メートルのRSHも検討する。プロジェクトを率いる同大学の才藤栄一統括副学長は「高齢者が在宅で楽しく過ごすためにはロボットと住宅を一体にした環境支援が必須。各ロボットの操作性を統合するなど課題も多いが、実証を重ねたい」と話している。【森本弘美】

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