メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『現代語訳 賤(しず)のおだまき』鈴木彰/訳

BL(ボーイズ・ラブ)の先駆けともいえる“硬派”の愛読書の新訳

◆『現代語訳 賤(しず)のおだまき 薩摩の若衆平田三五郎の物語』鈴木彰/訳(平凡社ライブラリー/税別1200円)

 関ヶ原の戦い前夜。薩摩の戦国大名・島津家中に、平田三五郎という美少年がいた。島津家の重臣、平田増宗の子で、年は15歳。あまりの美しさに家中の若侍はみな三五郎に懸想(けそう)する。中でも倉田軍平はむりやり三五郎を自分のものにしようと乱暴狼藉(ろうぜき)を働くが、そこに現れて三五郎を救ったのが、文武両道に優れた吉田大蔵清家であった。

 それからというもの、大蔵もまた三五郎に恋い焦がれる。ついに意を決して三五郎を訪ねていくと、彼は笛を…

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 差別発言の長谷川豊氏、公認取り消しも 維新・松井代表が検討指示
  2. 「丸山氏早く辞め病院へ」松井一郎大阪市長 「完全に一線越えている。社会人として失格」
  3. 防犯チラシを西宮署が回収 「女性に責任あるような表現だ」と苦情寄せられ
  4. 丸山氏に続き長谷川氏、舌禍相次ぐ維新 その背景は?
  5. オアシスのとんぼ なぜ嫌韓は高齢者に多いのだろうか

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです