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ドラマ「眩~北斎の娘~」制作統括・佐野元彦さん 温めた思い結実

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佐野元彦さん=屋代尚則撮影
佐野元彦さん=屋代尚則撮影

 「10年、いや15年は温めていたんです」。江戸期を生きた希代の浮世絵師、葛飾北斎を描くドラマを、どうしても作りたかったという。思いを結実させた「眩(くらら)~北斎の娘~」が18日午後7時半からNHK総合で放送される。朝井まかての小説が原作で、自身も絵師として父を支えた北斎の三女「お栄」(号は応為)が主人公。昨年、本を手に取り「天才の偉人伝ではなく、天才の後を追いかけた一人の女性の物語として共感してもらえる」と確信した。

 お栄は生粋の江戸っ子で、酒を飲みながら絵を描くなど、荒っぽい面が色濃い。制作統括を務めた大河ドラマ「篤姫」(2008年)で主演だった宮崎あおいに、お栄役を託した。「『けなげ』というような役が多かった宮崎さんに、もう少し先に進んだ役をやってほしかった。見たことのない宮崎さんになった」。宮崎本人も「これまでは『けなげ』な役が多かった」と偶然にも同じ言葉をスタッフに話していたという。

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