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北海道陸自機墜落

自動操縦装置、誤解除が原因

 陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が今年5月、北海道北斗市の山中に墜落して乗員4人が死亡した事故で、陸自は13日、操縦士が管制官との交信中に自動操縦装置を誤って解除したミスが原因とする調査結果を公表した。機体は解除後に急降下を始めたが、雲の中を飛行しており、異常に気づくのが遅れたとみられる。陸自は「機体に問題はなかった」として、全国に6機ある同型機の飛行を15日から再開する方針。

     陸自によると、LR2は患者の緊急空輸のため、丘珠空港(札幌市)から函館空港(函館市)に向かう途中の5月15日午前11時48分、同空港の西約30キロの山の斜面(標高約333メートル)に墜落した。

     搭載していたボイスレコーダーなどを解析した結果、墜落の約30秒前の管制官との交信の際、自動操縦の解除時に鳴る警告音が記録されていた。交信には操縦かん裏側の通話スイッチを押す必要があるが、表側には自動操縦の解除スイッチが付いており、誤って触れた可能性があるという。

     自動操縦の解除後、機体は右旋回して高度約1100メートルから急降下を始めた。だが、操縦士らは警告音に気づかず、雲の中を飛行していたため姿勢の異常も認識していなかった。その後、地面への接近を示す警告音が鳴ったが、対応できずに約10秒後に山腹に衝突したとみられる。

     山崎幸二陸上幕僚長は「二度と同種事故を起こさぬよう再発防止に万全を期したい」とコメントした。【前谷宏】

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