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15年度医療費

42兆円 9年連続過去最高を更新

 厚生労働省は13日、2015年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比約1.5兆円増(3.8%増)の42兆3644億円だったと発表した。国民1人当たりでは1万2200円増の33万3300円。いずれも9年連続で過去最高を更新した。40兆円を超えるのは3年連続。

     高齢化のほか、C型肝炎治療薬など高額薬剤の使用が増えたことが要因。国民所得に対する国民医療費の割合は10.91%で、7年連続で10%を上回った。

     年齢別にみると、65歳以上の医療費が25兆1276億円と全体の6割を占める。1人当たりでは65歳未満が18万4900円、65歳以上はその4倍の74万1900円となった。

     財源別では、国や自治体による公費負担が16兆4715億円▽保険料20兆6746億円▽患者の自己負担4兆9161億円--だった。診療種類別では、医科診療が30兆461億円と全体の7割を占め、薬局調剤は7兆9831億円、歯科診療2兆8294億円だった。薬局調剤は高額薬剤の影響で前年度より9.6%の増加。厚労省は医薬品の価格を抑えるため、薬価改定制度の見直しを進めている。

     都道府県別の1人当たりの医療費では、高知が44万4000円と最も高く、次いで長崎が41万1100円、鹿児島が40万6900円。最も低いのは埼玉の29万900円で、次いで千葉29万1100円、神奈川29万7900円だった。

     国民医療費は保険診療の対象となる医療費の推計。保険外の健康診断や予防接種、正常な出産などの費用は含まない。【桐野耕一】

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