県美術展覧会

山根さん、3度目の大賞 入賞・入選作、あすから展示 /山口

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「食卓の上の廃墟2017」を紹介する山根さん
「食卓の上の廃墟2017」を紹介する山根さん

 県立美術館(山口市)は14日、第71回県美術展覧会の大賞に山口市の美術作家、山根秀信さん(57)のインスタレーション「食卓の上の廃墟(はいきょ)2017」を選んだと発表した。山根さんの大賞受賞は3度目。

 今年は7~91歳から計396点の応募があり、大賞1点▽優秀賞5点▽佳作16点▽入選39点--が選ばれた。

 山根さんの作品は、ペットボトルや豆腐パックなど食品のプラスチック容器に流し込んで薄く固めた石こうを、こたつや座卓、ダイニングテーブルの上に積み重ねて都市ビル群を表現。所々が欠け、今にも崩れそうな様子が大気汚染や戦争の不安などを連想させる。審査では「平和で楽しい毎日の食卓が危機にひんしていては子どもの未来が心配、と考えさせられる」と評価された。山根さんは「今の社会は豊かな生活を追求した結果、生きる…

この記事は有料記事です。

残り209文字(全文564文字)

あわせて読みたい

注目の特集