会員限定有料記事 毎日新聞
別府や由布院と並び「豊後三大温泉」の一つと言われる大分県日田市の天ケ瀬温泉は、約1300年前に開湯されたと伝えられている。昭和初期にはJR天ケ瀬駅も開業し、駅近くを流れる玖珠川両岸の温泉旅館街は湯治客でにぎわった。目玉が玖珠川のすぐ脇に掘られた共同露天風呂の「川湯」だ。まるで川につかっているかのような自然との一体感を味わいながら、掛け流しの湯を楽しめる。
湯量も豊富で、日田市観光協会の石橋正昭さん(62)によると、100年くらい前は川遊びで体が冷えたら、周辺を掘って暖を取っていた。石橋さんの子供のころも「3メートル掘れば80度のお湯が出た」という。温泉の流れが変わったため、より深く掘らなければお湯は出てこないが、共同露天風呂は地域の人に親しまれ続けている。
この記事は有料記事です。
残り668文字(全文1001文字)
毎時01分更新
日本医科大付属病院(東京都文京区)が、同大学に在籍する院生…
<くらしナビ・環境> 食品のトレーやペットボトルなど、日用…
今度は「煉獄(れんごく)さん」? 25日の衆院予算委員会で…