ミャンマー

行き場失う少数派 周辺国に40万人避難

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記者会見するミャンマー政府諮問委員会委員長のアナン元国連事務総長=ヤンゴンで、ロイター
記者会見するミャンマー政府諮問委員会委員長のアナン元国連事務総長=ヤンゴンで、ロイター

 ミャンマー西部ラカイン州で8月25日に始まった少数派イスラム教徒ロヒンギャの武装組織と治安部隊との戦闘で、国連によると、隣国バングラデシュに避難したロヒンギャは14日までに約40万人にのぼる。ロヒンギャ難民が国際問題化した1990年代の23万人を上回る規模だ。何が問題になっているのか。過去の経緯とこの3週間の動きを振り返った。

 ミャンマー政府によると、地元の武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)が8月25日未明、ラカイン州北端部に位置するマウンドーの警察施設を襲撃し、治安部隊が反撃したことから戦闘が拡大した。政府の発表(6日現在)では、59村の約7000軒が焼けたほか治安部隊15人、市民30人を含む432人が死亡。死者は1000人超との情報もある。

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