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さんまふるさと便

記録的不漁で中止 宮古水揚げなし

宮古市魚市場の昨年のサンマ初水揚げは9月3日だった=岩手県宮古市で2016年9月3日、鬼山親芳撮影

予約も取り消し

 サンマの記録的不漁を受け、岩手県宮古市の宮古水産物商業協同組合は15日、「さんまふるさと便」の注文受け付けを全て取り消すことを決めた。今年で22回を数える同事業で発送できない事態は初めて。不漁が伝えられるスルメイカ、秋サケと並んで浜の不況が改めて深刻化してきた。

     ふるさと便は、大きめのサンマ15匹で3500円など3コースを用意。8月22日から注文を受け付け、これまでに約4000箱の予約が入っていた。しかし宮古港での水揚げは全くなく、当面の見通しも立たない状態で、同組合は注文を取り消し、今年の全ての発送を取りやめることにした。注文した人には電話でその旨を伝え、わび状を送るという。

     島香尚理事長は「本当に申し訳ない。台風18号の影響で今月中の宮古港への水揚げも期待できそうにない」と話した。【鬼山親芳】

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