- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

温泉と食事、満喫プランも
「スポーツツーリズム」は温泉などの観光とスポーツをともに楽しむ新しいレジャースタイルだ。観光客の誘致や地方創生への期待もあり、2020年の東京五輪・パラリンピックを前に注目が集まっている。神奈川県横須賀市でランナー歓迎の日帰り温泉プランを体験してきた。【成田有佳】
8月下旬。京急馬堀海岸駅近くの温浴施設「横須賀温泉湯楽の里」で半袖短パンに着替えた。走るのは馬堀海岸の国道16号沿いの通称「まぼちょく」(延長1650メートル)で、ランニング歴3年目の同市の会社員、大山敦さん(44)にご一緒してもらう。ヤシの木が並び、走り出すと潮の香りもしてリゾート気分になった。
「まぼちょく」は海岸の高潮対策として整備された遊歩道だ。信号も大きなアップダウンもない。天気がいい冬の日は冠雪した富士山が一望でき、一部では「ランナーの聖地」とまで言われる。
この記事は有料記事です。
残り1286文字(全文1669文字)