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高校野球・秋季大会2021

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秋季高校野球

県大会 桐光学園、準決勝へ進出 東海大相模もコールド /神奈川

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【磯子-東海大相模】一回裏東海大相模1死二塁、4番・渡辺が中堅前に適時二塁打を放つ。二走・森下が生還して1点を加える=いずれも横浜市保土ケ谷区のサーティーフォー保土ケ谷球場で 拡大
【磯子-東海大相模】一回裏東海大相模1死二塁、4番・渡辺が中堅前に適時二塁打を放つ。二走・森下が生還して1点を加える=いずれも横浜市保土ケ谷区のサーティーフォー保土ケ谷球場で

 高校野球秋季県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は16日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝2試合があった。桐光学園は横浜隼人を10-1、東海大相模は磯子を7-0といずれもコールドで降し、準決勝進出を決めた。

 17日は台風18号の影響で悪天候が予想されるため、予定されていた準々決勝2試合が20日に延期された。藤嶺学園藤沢-慶応は午前11時から、横浜-鎌倉学園は午後1時半から同球場で行われる。【中村紬葵】

五回猛攻で4点

 ▽第1試合(準々決勝)

桐光学園

  2000413=10

  0100000=1

横浜隼人

 (七回コールド)

 (桐)谷村、富田-高橋

 (横)青山、鈴木翔、小石川-米満

▽本塁打 山田、楠本(桐)

▽三塁打 田村(桐)佐藤(横)

▽二塁打 天野、渡辺(桐)

 桐光学園は初回、3番・山田の本塁打で2点先取。五回には打者1巡の猛攻で4点を加え、その後も1番・楠本の本塁打などで追加点を挙げた。横浜隼人は二回に1点を返すも三回以降は打線が沈黙し、及ばなかった。

鼓舞する声響かせ

 ○…「ベンチ、暗いぞ!」。四回裏、一塁側ベンチに向かって何度も響いていたのは、横浜隼人の三塁コーチャー、山田祐音(2年)の大声だった。強打を誇る横浜隼人だが、この日は桐光学園の2投手を攻めあぐねた。「判断次第で流れを変えうるのが三塁コーチャー。こういう試合だからこそ、自分がチームを盛り上げたい」。ムードメーカーを自負し、試合終了まで仲間を鼓舞する声を球場いっぱいに響かせ続けた。

先行後も着実に

 ▽第2試合(準々決勝)

磯子

  0000000=0

  202021×=7

東海大相模

 (七回コールド)

 (磯)牧内、伊藤、牧内-飯野

 (東)斎藤-佐藤

▽三塁打 後藤(東)

▽二塁打 石田(磯)森下2、渡辺、小松、本間(東)

 東海大相模は初回から3安打を集めて2点を先行すると、その後も死球で出した走者を還すなど着実に得点を重ねた。磯子は東海大相模のエース・斎藤の前に散発3安打に抑えられ、二回以降は二塁を踏めなかった。


春を見据え飛躍誓う 石田倫哉主将=磯子(2年)

 初回、この日チームで最初の安打となる二塁打を放った。1、2番が倒れ、「相手の投手は直球で抑えられると思っている」。そう見極めて打席に入り、4球目、狙い通りの内角直球を左翼にはじき返した。「まぐれです」。はにかみながら振り返ったが、冷静な分析が光っていた。

 チームは創部40周年を迎え、今大会は公立として唯一、チームとしては初めて8強に。強豪・東海大相模との対戦に、主将として「試合前から楽しくやろうと話していた」。三回裏、内角狙いが裏目に出て死球が続いたエースには「相手を気にせず腕を振れ」と笑顔で声をかけた。

 「進んで前に出る性格ではないが、今の部員で唯一、全体に気配りができる」と吉野哲也監督は評価する。磯子は氷取沢との統合が決まり、春以降も新入部員は入らない。「今いる選手が変わっていかなければいけない」と主将を任され、「このチームを変えてやろうと思った」という。

 「今回は大敗したが、相手を嫌がらせる部分を冬に磨いて(私学とも)対等に戦えるようになりたい」。春を見据え、飛躍を誓った。【中村紬葵】

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