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世界経済・見て歩き

中国 苦境にあえぐ「電脳城」 ネット通販に敗北 値段も品数も…閉鎖続々

 急速な経済発展を遂げた中国では1990年代、北京や上海、深センなどの主要都市に電気街が次々と誕生し、カラフルなネオンが街を彩った。しかし、ここ数年は客足が急減し、「電脳城」と呼ばれる大型電気ビル閉鎖のニュースが相次いでいる。「中国の秋葉原」に何があったのか--。

 上海市中心部の繁華街「徐家匯」は、中国を代表する電気街だ。電脳城「太平洋数碼」に入ると、1~2階の広大なフロアに、主にスマートフォンやパソコンなどのIT関連商品を販売する小型店舗がひしめきあっていた。しかし、買い物客はまばらで、手持ちぶさたにスマホの画面を眺めている店員の姿も目立つ。「買い物客はめっきり減った。たまにパソコンの修理をしに来る人がいるくらい」とパソコンショップの店員。撤退する店が増え、今では3階は丸々、英語塾に入れ替わったという。

 すぐ近くの第2ビルは既に取り壊され、跡地を重機で更地にする作業が続いていた。太平洋数碼と並ぶ有名店「美羅城」も昨年秋にリニューアルされ、1階フロアは電器店ではなく、化粧品やアクセサリーの販売店が入居するおしゃれな雰囲気に一変した。

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