押し買い

高齢者のトラブル急増

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 「不用品買い取り」の訪問購入業者を巡るトラブルが増えている。貴金属を強引に持ち去るケースが多く、国民生活センターへの相談は7割近くを60歳以上が占める。高齢者が身の回りを整理しておこうとする「終活」ブームが背景にあるとみて、センターが注意を呼びかけている。

 貴金属やブランド品の訪問購入は「押し買い」が社会問題化し、2013年施行の改正特定商取引法で規制の対象となった。いらない物を不当な高値で強引に買わせる「押し売り」の反対で、高価な品を不当に安く買いたたくのが「押し買い」の特徴だ。

 国民生活センターによると、鹿児島県の70代女性は古着と食器を売ろうとしたが、自宅に来た業者の男2人に宝石箱の中の貴重品を出すよう要求された。身に着けていた指輪も「参考のために外して写真を撮らせてほしい」と頼まれ、勝手に買い取り対象に加えられた。業者が帰った直後に気づいて電話すると「紛失した」と言われた。

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