メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

中島岳志・評 『笑福亭鶴瓶論』=戸部田誠(てれびのスキマ)著

 (新潮新書・886円)

 大阪の放送局のすぐ近くで育った私は、子供の頃、何度か鶴瓶からサインをもらったことがある。彼は気さくで、格別に優しかった。「これは家族や友達にあげたらええから」と言って、持っていたノートに何枚もサインをしてくれた。何といい人だろうと思った。

 しかし、大人になって放送局の人たちと仕事で接するようになると、鶴瓶の厳しさや怖さを聞かされるようになる。とにかく納得できないことには徹底して反発する。時に喧嘩(けんか)や口論も辞さない。あるテレビ局のプロデューサーは顔をしかめながら、つぶやいた。「もう二度と彼とは仕事をしたくない」

 このギャップは何なのか。鶴瓶の実像はいかなるものなのか?

この記事は有料記事です。

残り1122文字(全文1425文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 菅首相は「地方に優しくない」 潜む新自由主義と翼賛の危機 「左遷」された元官僚が伝えたいこと

  2. 分かれても「民主党」 立憲、国民、衆院比例代表で同じ略称 票は「案分」へ

  3. 台風12号発生 今後の情報に注意呼びかけ 気象庁

  4. チームの浮沈で学んだ「一喜一憂しても仕方ない」 ヤマハの窮地救った31歳 都市対抗東海2次

  5. 神戸市立小学校でクラスターか 児童と教員ら計27人が感染 25日まで臨時休校

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです