特集

今週の本棚

「面白い!読ませる!」と好評の読書欄。魅力ある評者が次々と登場し、独自に選んだ本をたっぷりの分量で紹介。

特集一覧

今週の本棚・この3冊

大相撲 能町みね子・選

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 <1>大相撲の経済学(中島隆信著/ちくま文庫/品切れ)

 <2>すなまわり(鶴川健吉著/文藝春秋/1350円)

 <3>勝手に大相撲審議会(やくみつる、デーモン閣下著/中央公論新社/1728円)

 大相撲ブームがしばらく続いています。現在はこれに乗って入門書や解説書のたぐいは山と出ていますが、今回はある程度相撲を知った人たち(あるいは、今の情勢は知らずとも、昭和の時代に楽しんでいた人たち)にとって面白いものを選んでみました。いずれも数年前、大相撲が今のような人気になる以前に、大相撲とある程度の距離を取って書かれたものです。

 『大相撲の経済学』。経済と言ってもお相撲さんの給料が云々(うんぬん)というようなカネの話に終始するのではない。角界のシステムが実は非常に効率的に作られているということを、協会を会社組織に例えるなどして解説した本です。

この記事は有料記事です。

残り683文字(全文1054文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集