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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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松尾貴史のちょっと違和感

テレビの過剰なテロップ 苦情逃れの保身が目的?

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=松尾貴史さん作
=松尾貴史さん作

 バラエティー番組などで、明らかに料理や食材をおろそかに扱う場合、「この後、スタッフがおいしくいただきました」という字幕が画面に出ることがある。本当に残ったり、こぼしたり、投げ合ったりした物を「おいしくいただく」ということが可能だとは到底思えない状況で流れることもある。つまりは、「食べ物を粗末にするとは何事か」という苦情が来ないように予防線を張っているのだろう。

 昭和の頃、テレビでザ・ドリフターズが食べ物を使ったコントを演じた時に、苦情が殺到したという話が記憶に残っている。戦後、貧しい食生活を強いられた経験を持つ人が多くいたことも影響したかもしれない。

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