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おんなのしんぶん・MyWay

わたしの生き方 当たり前の存在に ろうの女優・忍足亜希子さん

忍足亜希子さん=東京都千代田区で、丸山博撮影

 耳が聞こえないのは生まれつきですが、周囲が気付いたのは3歳ごろ。両親と弟は聴者(耳が聞こえる人)で、話しかけても振り向かないのをおかしいと思ったそうです。ろう学校が近くになく、両親が生まれ育った横浜市に引っ越しました。

 当時のろう学校は手話が禁止されていて、発声や口の動きを読み取る「口話教育」が授業の中心。聴者に合わせることが、社会への順応につながるという考えが前提にあるのでしょうね。家族のコミュニケーションも口話で、手話は社会人になるまで知りませんでした。

 東京の短大に進学し、初めて聴者の友達ができました。学力が足りず4年制大学には行けなかった。ろう学校では口話教育に多くの時間が割かれるので、普通の勉強は遅れがちなんです。大学では講義を書き取るノートテークや手話通訳の支援がなく、友達に頼むしかない。優しそうな人を見つけてお願いすることが、最初の関門でした(笑い)。今は支援を受けられる大学が増えています。

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