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長崎核廃絶運動シンボル2人の死=加藤小夜(長崎支局)

国連軍縮会議の開会式で自身の写真を手に核兵器廃絶を訴える谷口稜曄さん=長崎市で2016年12月12日、加藤小夜撮影
国連軍縮会議の開会式で自身の写真を手に核兵器廃絶を訴える谷口稜曄さん=長崎市で2016年12月12日、加藤小夜撮影

現役世代、思い継いで

 米軍による原爆投下から72年を迎えた今年の夏の終わり、長崎から2人の被爆者が逝った。8月30日に亡くなった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の谷口稜曄(すみてる)さん(88)と、9月2日に他界した元長崎大学長の土山秀夫さん(92)。谷口さんは原爆で大やけどを負った背中をさらして核兵器の恐ろしさを訴え、土山さんは理論で核兵器廃絶の運動をリードしてきた。被爆地の象徴的存在だった2人の死に、長崎で平和運動などに携わってきた人々には喪失感が広がる。近い将来訪れる「被爆者なき時代」に、核兵器廃絶をどう訴えていくのか、被爆地は岐路に立っている。

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