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国連閣僚級会合

ロヒンギャ迫害停止を要求 ミャンマーに

 【ニューヨーク國枝すみれ】ミャンマー西部ラカイン州の少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」が治安部隊の掃討作戦を逃れて隣国バングラデシュで難民化している問題を巡って18日、国連本部で閣僚級会合が開催された。参加国は出席したミャンマー政府高官に対し、ロヒンギャに対する治安当局の暴力停止と人道援助を認めるよう求めた。

     会合は、開会中の国連総会に合わせて英国が主催。ジョンソン英外相は、ミャンマーの民主化は確実に進展してきたが、ロヒンギャに対する人権侵害と暴力は「ミャンマーの評価を傷つけた。国際社会の批判を浴びても当然」と指摘。さらに「アウンサンスーチー国家顧問兼外相と政府がこの虐待を確実に止めるべきだ」と要請した。

     ヘイリー米国連大使は治安部隊の暴力停止や人道支援に加え、難民の安全な帰還を保障することも要求。一方、ミャンマー政府代表は会合後、ロイター通信に対して「すべての難民は帰還できるが、その方法については議論する必要がある」と述べた。人道支援については合意したという。

     ロヒンギャ問題に対する沈黙ぶりに国際批判が高まるスーチー氏は国連総会には出席せず、首都ネピドーで19日にこの問題についてテレビ演説する予定だ。

     ミャンマーでは先月25日にロヒンギャの武装集団が警察署などを襲撃したことをきっかけに治安部隊が掃討作戦を開始し、40万人を超えるロヒンギャがバングラデシュ側に脱出。グテレス国連事務総長は今月13日、ミャンマーで「民族浄化」が起きているとの見方を示し、安保理に問題対処への行動を促している。

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