連載

K原さんちの里山探検

鳥取県南部町で暮らす自然観察指導員の桐原真希さん一家。山陰の生きものたちと里山の暮らしをご紹介します。

連載一覧

K原さんちの里山探検

/4 真紅に秋彩るヒガンバナ 開花日を追う楽しみ /鳥取

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 大陸より数千年前に日本にやってきたヒガンバナ。秋の里山の風景を鮮やかな赤で彩るその花にいち早く出合いたくて、毎年、稲刈りを待つ田んぼの周囲や川土手などを、きょろきょろしながら探し歩いています。

 私は2006年より、南部町の自宅近くで咲く彼岸花の開花初認日(初見日)の記録を付けています。過去の記録では9月19日▽15日▽17日▽6日▽18日▽15日▽14日。中旬に集中していました。しかしこの数年は、9月10日▽11日▽8月30日▽9月7日と前半に偏った開花日が続き、なぜ早まっているのか気にかけています。

 もちろん花が咲くタイミングで頻繁に外を歩くこともできませんので、この中に「気がついたらもう咲いていた」という観察記録も交じっている可能性もあります。ただ私だけでなく、町内に長く住んでいらっしゃる方からも「ヒガンバナが咲き始める時期が少し早くなっているような気がする」とお聞きしたこともあります。平均気温の変化のためなのか、今後の観察記録も注意したいところです。

この記事は有料記事です。

残り831文字(全文1266文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集