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ブックウオッチング

『父「永六輔」を看取る』 永千絵さん

「笑えること、楽しかったことばかりが思い出されます」と永千絵さん=八木正撮影

 (宝島社・1404円)

 ラジオ・テレビ番組の企画・演出、作詞家、ラジオパーソナリティーなど多彩な才能で知られた永六輔さんが亡くなったのは昨年7月。全国で追悼の声が広がったが、長女の永千絵さんは、大きくなっていく父の姿にとまどいを感じたという。【井上志津】

 永家では六輔さんは本名の「孝雄くん」、母は「昌子さん」と呼ばれていた。といっても、若い頃の六輔さんは多忙ゆえ家にほとんどいなかった。さらに千絵さんは父と顔が似ていることがいやで、父を避けた。「好きな映画の話をする時以外は、顔を見合わせて話すことは、ほぼありませんでした」

 2002年、昌子さんが急逝。それまで父との会話は母を経由することが多かったため、「孝雄くんと相対して話すなんてどうしよう」と思ったという。六輔さんは09年に前立腺がん、10年にパーキンソン病と相次いで診断され、翌年には自宅で転んで大腿(だいたい)骨を骨折。千絵さんは「自分の体に驚くほど興味がなかった」六輔さんの通院に同行した。在宅介護も始まった。「慣れてくると、だんだんお互いに気を使いながら話せ…

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