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特集ワイド

米朝、対話しかない 朝鮮戦争に「従軍」の元東京・府中市議

「80も過ぎてから朝鮮語の勉強を始めたんですよ。言葉が分からないと相手の気持ちも分からないからね」。三宮克己さんはそう語った=東京都調布市で、丸山博撮影

 どうにもキナ臭い。再び朝鮮半島が戦火に見舞われる日がくるのではないか? そんな不安におびえていたら、あの朝鮮戦争に「従軍」した日本人がいる、と耳にした。91歳になったいま、声を限りに訴えるのだった。「戦争はいかん!」--。【鈴木琢磨】

 国連安全保障理事会の制裁決議に反発したのだろう。15日朝、北朝鮮はまた北海道上空を越える弾道ミサイルを発射した。韓国も対抗し、すかさず弾道ミサイルを試射。日本はといえば、全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼びかけた。米軍による軍事オプションもささやかれている。だが、67年前、半島は一触即発どころか正真正銘の戦争の真っただ中だった。ちょうど1950年のこの日、9月15日の未明、戦況を一変させる大作戦が決行された。

 「仁川(インチョン)上陸作戦です。米軍による占領下、日本人船乗りであるのに私はその作戦に動員されていました」。そう語るのは元東京都府中市議の三宮克己さん。50年6月25日、朝鮮人民軍が38度線を突破、3日後にソウルを陥落させ、南へ進撃した。マッカーサー元帥率いる米軍中心の国連軍と韓国軍はソウルを奪還し、形勢を挽回するため、占領された仁川への上陸を敢行。海上からの砲撃のあと、戦車揚陸艦(LST)の…

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