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流浪の果てに

イランのアフガン難民/3 安心も職もない

アフガニスタンで亡くなった長老、アフマドアリ・ジャファリさんをしのび、イランの首都近郊カラジのモスクで追悼するアフガン難民ら=今年2月24日

 「極寒の山中を3時間ほど歩くと頂に着いた。道端に力尽きて、うずくまった老人が見えた。あたりには人骨や遺体もあった」

 アフガニスタン中部ガズニ州出身のアクバリさん(26)は2009年冬、同国西部ニムルーズ州からイランを目指した。道は細く、岩を乗り越えなければ進めない場所もあり、「踏み外せば滑落する危険もあった」。

 国境を越えたのは夜。目の前には、針金を巡らせた高さ約3メートルの壁が立ちはだかる。用意したはしごで乗り越えたとたん、10発以上の発砲音が響いた。イランの国境警備隊による警告射撃だ。全力で走り、イラン東部の町ザボルを目指した。

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