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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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自民改憲公約条文案示さず「自衛隊明記」論議継続

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首相が考える衆院選公約と自民党内の異論
首相が考える衆院選公約と自民党内の異論

 自民党の憲法改正推進本部は20日の全議員対象の会合で、改憲を巡る衆院選公約の策定を執行部に一任することを決めた。保岡興治本部長は、憲法9条に自衛隊を明記する安倍晋三首相の提案を念頭に一任を求めたが、9条2項(戦力不保持)を削除するなどの2012年党改憲草案を支持する議員から異論が続出。このため公約では具体的な条文案などには踏み込まず、党内議論の状況を示すにとどまる見通しだ。

 改憲本部は今後、9条改正▽教育無償化▽大災害時などに国会議員任期を延長する緊急事態条項▽参院選の「合区」解消--の4項目を公約に盛り込む調整に入る。しかし自衛隊を巡る表現など改正内容を明確に打ち出した場合、党内の反発が避けられないため、「今後も議論を進める」などと玉虫色の公約になる公算が大きい。

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【第49回衆院選】

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