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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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前進へ 国連本部で署名式 51カ国の見通し

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 【ニューヨーク國枝すみれ】核兵器の使用などを史上初めて禁止する核兵器禁止条約の署名式が20日、ニューヨークの国連本部で開かれた。国連によると、初日だけでブラジルや南アフリカなど非核保有国51カ国の代表が署名する見通しで、条約は発効に向けて大きな一歩を踏み出す。

 今年7月に122カ国が賛成し採択された禁止条約は、署名後に国内手続きを経て批准した国が50カ国に達した日から、90日後に発効する。

 国連のグテレス事務総長は式典で「条約は核兵器なき世界という世界目標に向けた重要な一歩」と発言。一方で核保有国が反対する現状も踏まえ、「核兵器廃絶に向けた厳しい道を歩み続けなければ」と訴えた。また「広島と長崎の被爆者の証言が交渉会議に感動的で倫理的な力を与えた」と述べ、被爆者をたたえた。

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