ヒト受精卵

「命の始まり」決める遺伝子解明 英チーム

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 ヒトが受精卵から分化して正常に育つには「OCT4」という遺伝子の働きが欠かせないことをヒトの受精卵の実験で解明したと、英国などの研究チームが20日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。一つの細胞である受精卵が分裂を繰り返して胎児になる「生命の始まり」の過程は今も謎に包まれており、全容を解き明かす鍵になると期待される。

 生物の遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術を使った。ゲノム編集でヒト受精卵の遺伝子を操作する研究は米国と中国で計4例の報告があるが、今回の英フランシス・クリック研究所などのチームは昨年、英政府の直轄機関「ヒト受精・胚機構(HFEA)」から公的承認を受けて初めて実施した。

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