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芸術さんぽ 櫛かんざし美術館(東京都青梅市) /東京

しっくいの白壁が美しい櫛かんざし美術館=青梅市で

女性彩った伝統工芸

 JR青梅線沢井駅から歩いて10分ほど。つり橋を渡った先の山道を上ると、白壁に飾られた巨大な櫛(くし)の看板が目を引く和風の建物が現れる。日本で唯一、櫛とかんざしに特化した美術館「澤乃井 櫛かんざし美術館」だ。

 地元の老舗の造り酒屋「小澤酒造」元会長で、初代館長も務めた小澤恒夫氏が「日本の伝統工芸の美しさを再認識してもらいたい」との思いから、櫛やかんざしの世界的な収集家で京都の芸妓(げいぎ)でもあった故岡崎智予さんが40年かけて集めた約4000点を買い取り、1998年4月にオープン。その後、個人の寄贈などを引き取り、現在は約5000点を所蔵する。

 作品は江戸時代と明治から昭和の年代別に分かれて展示。年4回展示替えを行い、常時400~500点ほど…

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