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首相国連演説

結束訴え「対話より圧力」8割が北朝鮮問題

国連総会で演説する安倍首相=ニューヨークの国連本部で20日、ロイター

 【ニューヨーク仙石恭】安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、ニューヨークで開催中の国連総会で一般討論演説を行った。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の全面的な履行に向け、国際社会の結束を求めた。約15分間の演説の8割を北朝鮮問題に割き、圧力強化も呼びかけた。

     首相は核開発凍結などを定めた米朝枠組み合意(1994年)や核問題を巡る6カ国協議の合意(2005年)について「対話による問題解決の試みは、一再ならず無に帰した」と指摘。「必要なのは対話ではない。圧力だ」とし、「北朝鮮の政策を変えさせるために、私たちは結束を固めなければならない」と訴えた。

     今月3日の核実験強行や8月29日と今月15日に日本上空を通過した弾道ミサイル発射に関し、首相は「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」と指摘。「核兵器は水爆になったか、なろうとしている。運搬手段は早晩、大陸間弾道ミサイル(ICBM)になるだろう」との見方を示し、「不拡散体制は史上最も確信的な破壊者によって深刻な打撃を受けようとしている」と懸念を表明した。拉致問題の早期解決に全力を尽くす考えも表明した。

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