首相国連演説

結束訴え「対話より圧力」8割が北朝鮮問題

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国連総会で演説する安倍首相=ニューヨークの国連本部で20日、ロイター
国連総会で演説する安倍首相=ニューヨークの国連本部で20日、ロイター

 【ニューヨーク仙石恭】安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、ニューヨークで開催中の国連総会で一般討論演説を行った。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の全面的な履行に向け、国際社会の結束を求めた。約15分間の演説の8割を北朝鮮問題に割き、圧力強化も呼びかけた。

 首相は核開発凍結などを定めた米朝枠組み合意(1994年)や核問題を巡る6カ国協議の合意(2005年)について「対話による問題解決の試みは、一再ならず無に帰した」と指摘。「必要なのは対話ではない。圧力だ」とし、「北朝鮮の政策を変えさせるために、私たちは結束を固めなければならない」と訴えた。

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