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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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首相の解散戦略 身勝手? 老練?

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安倍首相は内閣改造時に何を訴えていた?
安倍首相は内閣改造時に何を訴えていた?

「結果本位の仕事人内閣」うたったが、解散なら結果ゼロに

 世間は衆院解散一色だが、内閣改造を受けた安倍晋三首相の8月3日の記者会見を思い出してみよう。「結果本位の仕事人内閣」と語り、森友・加計(かけ)学園問題では透明性向上や野党が求める臨時国会への対応を約束した。北朝鮮の脅威も強調した。解散すれば仕事の結果はゼロ、約束はご破算、政治空白も生じる。究極の自己都合か、老練な宰相の勝負手か--。【岸達也、和田浩幸】

 あの日、首相は「原点に立ち返り」「謙虚に丁寧に」「真摯(しんし)に受け止め」と森友・加計疑惑への反省を口にした。内閣支持率は落ち込んでいた。だが、改造後に支持率は上昇。北朝鮮の弾道ミサイル再発射や核実験で首相は一転、勇ましく「異次元の圧力を」と制裁強化を訴えた。

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【第49回衆院選】

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