メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

国体優勝選手自殺

遺族が9000万円求め賠償提訴 岐阜

鈴田潤さん=遺族提供

病院を運営するJA岐阜厚生連を相手取り

 岐阜県瑞浪市の病院に勤めていた鈴田潤さん(当時26歳)が自殺したのは、長時間労働でうつ病を発症したためだとして、両親が21日、病院を運営するJAグループの県厚生農業協同組合連合会(JA岐阜厚生連)に約9000万円の損害賠償を求め岐阜地裁に提訴した。

 国体強化指定選手だった鈴田さんは長崎県出身。大学卒業後、JA岐阜厚生連に就職。岐阜で2012年にあった国体のライフル射撃で優勝した。

 訴状によると、鈴田さんは13年から瑞浪市の東濃厚生病院に勤め、救急外来の対応など長時間働かされた。当直明けから翌日深夜まで連続39時間近く勤めた日もあった。うつ病を発症し、14年1月に自殺しているのが見つかった。病院側が安全配慮義務を怠ったと訴えている。

 多治見労働基準監督署は自殺を労働災害と認定している。

 父俊信さん(64)は「責任の所在を明確にし、それ相応の責任を取っていただきたい」、母京子さん(62)は「人命を助ける病院で職員、医師の長時間労働は許されるのか」とのコメントを代理人弁護士を通じ発表した。

 同厚生連は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としている。【沼田亮】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 人生相談 救急車に道を譲らない車=回答者・立川談四楼
  2. 松尾貴史のちょっと違和感 日本人の「マスク信仰」 「異常な光景」と思わない異常
  3. 米政府機関 予算失効で4年ぶり閉鎖
  4. WEB CARTOP 現存台数はわずか3台! ダイハツ東京本社に激レアモデルの「Bee」が展示中
  5. ストーリー 元警察官、見回り14年(その1) 東尋坊、命の番人

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]