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静岡・松崎 長八記念館 天井の龍に喜怒哀楽 見る位置で変わる表情 /東京

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内陣の天井いっぱいに描かれた「雲龍図」。左は本多さん
内陣の天井いっぱいに描かれた「雲龍図」。左は本多さん

 「伊豆の長八」こと入江長八(1815~89年)をご存じだろうか。左官道具の鏝(こて)と漆喰(しっくい)で描いた立体絵画「漆喰鏝絵」を芸術の域に高めた名工である。その傑作を展示している「長八記念館」が出生地の静岡県松崎町にある。見方によって絵の表情も違って見えるらしい。そんな不思議な天井画「雲龍図」を見に、記念館を訪れた。【垂水友里香】

 伊豆箱根鉄道の修善寺駅からバスを乗り継ぎ約2時間。松崎町は伊豆半島の先端に近く、その街並みは漆喰の白と瓦の黒の「なまこ壁」が美しい。「長八美術館」でバスを降りると、長八も学んだ寺子屋が開かれた浄土真宗「浄感寺」があった。お寺が記念館でもある。館長で住職の本多正弘さん(60)が案内してくれた。

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