イラク

北部、あす住民投票 クルド独立、揺れる油田都市 民族対立、衝突が頻発

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 【キルクーク(イラク北部)篠田航一】「混乱に巻き込まれるかもしれない。外国人は早く去った方がいい」。イラク北部の油田都市キルクークに入った記者に、住民らは促した。北部クルド人自治区の独立の賛否を問う住民投票が25日に迫る。投票を支持する多数派クルド人と反対する少数派トルクメン人の衝突で死傷者が発生、ライフルを持った治安要員が厳戒態勢を敷く。周辺ではイラク軍と過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘も続き、緊張した空気が「前線都市」を支配していた。

 「21日夜も付近で、男たちと警官隊との銃撃戦があった。怖くて外に出られない」。自動車工場で働くトルクメン人フセイン・ファタハさん(54)は小声で話した。18日夜にはトルクメン人の地域政党本部付近でクルド人とトルクメン人の衝突があり、4人が死傷した。

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