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今週の本棚・新刊

『路地の子』=上原善広・著

 (新潮社・1512円)

 著者の父を主人公にしたノンフィクション。父は、大阪府内の被差別部落で育ち、食肉卸業を営む。魅力的な人物が多数登場し、被差別部落を描いたノンフィクションでは、いわゆる飛鳥会事件の主役を描いた『ピストルと荊冠(けいかん)』(角岡伸彦著)以来の注目作ではなかろうか。被差別部落に興味がなくとも、故郷や親との関係に悩んできた人、こだわりが強い人は、ぜひ読んでほしい。きっ…

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