ドイツ総選挙

難民問題、世論二分 新興右派躍進、メルケル氏危機感

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【ベルリン中西啓介、三木幸治】24日投開票のドイツ連邦議会総選挙で、戦後国政を担ってきた中道右派、中道左派の2大会派が大幅に得票率を下げた。一方で、反難民・反欧州連合(EU)を唱える新興右派「ドイツのための選択肢」(AfD)が躍進し、第3会派になった。排外的な主張を強めるAfDの国政進出で独政界に激震が走っている。

 「AfDの国政進出は新たな大問題だ」。メルケル独首相は24日夜、支持者を前にこう語り、有権者の不満に耳を傾け信頼回復に努める姿勢を強調した。首相率いる中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は戦後2番目に低い得票率だが、国政では最も保守色の強い政党CSUに限れば、戦後最低となった。難民対策の厳格さでAfDにお株を奪われた形とみられる。

この記事は有料記事です。

残り797文字(全文1131文字)

あわせて読みたい

注目の特集