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高校野球・秋季大会2021

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秋季高校野球県大会

花巻東V、黒沢尻工降す 3位決定戦、一関学院が東北大会へ /岩手

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【花巻東-黒沢尻工】六回表花巻東2死一、二塁、田中の中前適時打で二塁走者の小松平が還り、2点目(捕手・千葉)=盛岡市三ツ割の県営野球場で
【花巻東-黒沢尻工】六回表花巻東2死一、二塁、田中の中前適時打で二塁走者の小松平が還り、2点目(捕手・千葉)=盛岡市三ツ割の県営野球場で

 第70回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞盛岡支局など後援)の決勝と3位決定戦が24日、盛岡市の県営野球場であった。決勝は、花巻東が黒沢尻工を終盤突き放し、3年ぶりの優勝を果たした。東北大会出場の残り1枠を争った3位決定戦は、一関学院が23安打の猛攻を見せ、今夏の県大会準優勝の久慈を15-3で降した。

 来春のセンバツ出場校選考の参考資料となる東北大会は、10月13~18日の予定で福島県で開催される。【三瓶杜萌】

下位打線が活躍

 <県営野球場>

 ▽決勝

花巻東

  000002130=6

  000001002=3

黒沢尻工

 花巻東は0-0で迎えた六回、中軸で作った好機を下位打線が生かし2点を先制。八回にも、佐藤千の適時三塁打まで下位が3連打を浴びせるなどし3点を追加した。黒沢尻工の主戦・菅原は後半、浮き球を捉えられた。

九回猛攻で7点

 ▽3位決定戦

一関学院

  010412007=15

  000000300=3

久慈

 一関学院は1点を先制し迎えた四回、5番・和泉からの3連打などで4点を追加。九回には7長短打を集める打者13人の猛攻で7点を挙げ、試合を決めた。久慈は七回に間の3点本塁打で一時追い上げたが及ばなかった。


 ■球音

練習の成果徐々に 花巻東・2年 佐藤千暁(ちあき)捕手

花巻東・佐藤千暁捕手 拡大
花巻東・佐藤千暁捕手

 2点リードで迎えた八回表。1死二、三塁の好機で打席が回ってきた。「踏ん張っている投手陣のためにも点を取らなければ」。甘く浮いた変化球を振り抜くと、打球は右中間を抜ける2点適時三塁打に。ベンチへ向け拳を突き上げた。

 下位打線で挑んだ秋の大会。「とにかく上位へつなぐ」と心に決め、練習に取り組んできた。特に力を入れたのは球の見極め。顔をギリギリまで正面に残したまま、体を開かずに振り抜くことを意識して、毎日約200球を打ち込んだ。その練習のおかげで、バットの芯でボールを捉える力も身に着いてきた。「長打は今まであまりなかった」が、今大会では2本の長打を放った。

 「少しずつ練習の成果が出てきた気がする。東北大会でもチームに打点で貢献したい」。満面の笑みだった。【三瓶杜萌】

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