衆院解散表明

首相会見詳報(3)「選挙こそ最大の論戦の場だ」

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衆院の解散理由を説明する安倍晋三首相=首相官邸で2017年9月25日午後6時5分、藤井達也撮影
衆院の解散理由を説明する安倍晋三首相=首相官邸で2017年9月25日午後6時5分、藤井達也撮影

質疑

 --今回の解散に当たって「大義がない」「北朝鮮情勢が緊迫する中、選挙を行うタイミングでない」「森友、加計問題の追及を回避するためでないか」との批判があります。そうした声にどのように答えますか。

 首相 わが国が直面する最大の課題は少子高齢化だ。これを克服していくためには、社会保障制度を全世代型のものへと大きく転換しないとならない。時間の猶予はない。待ったなしだ。大きな改革には当然、大きな財源が必要となる。財源の目当てがないままでは、改革の中身、それ自体が小さくなる恐れがある。そのため本日、子育て世代への投資を拡充するため、これまで、約束していた消費税の使い道を大きく変える決断をした。

 消費税の使い道は、5%から10%に引き上げる際の前提であり、これは国民に約束していたことでもある。代表なくして課税なし。税こそ民主主義であり、国民生活に大きな影響を与える税制においてこれまで約束してきた使い道を見直すという大きな決断をする以上、国民にその信を問わなければいけない、その判断を仰がなくてはいけない。そう決心した。

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