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文学座80周年/9 渡辺徹 挑戦できる空気守りたい

文学座について語る渡辺徹=丸山博撮影

 <付属演劇研究所入所が1980年。以来、ジャンルを超えて活躍する渡辺徹が、10月本公演で別役実の「鼻」(鵜山仁演出)に挑む。初の別役作品>

 普通に大学に行くつもりでしたが、高校では生徒会の活動をしていたこともあり、みんなで何かを作ることがやりたいという気持ちが頭をもたげてきました。地元のアマチュア劇団で芝居をやっていたこともあり、演劇は自分がやりたいことに合っているかもしれないと思いました。その頃、プロになるなら“演劇界の東大”といわれる文学座があると聞き、初めてその存在を知りましたが、ちょうど別役さんの「にしむくさむらい」の舞台中継をテレビで見たんです。衝撃を受けて、是が非でも文学座でこういう芝居がやりたいな、と。三十数年あがいてきて、このタイミングで別役さんのところに戻るのがうれしいですね。

 <研究所2年目でテレビドラマ「太陽にほえろ!」のラガー刑事役でデビューした>

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