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旅の空から・たてがみなびかせ

馬に生まれ変わるから=芦谷有香

 凱旋門賞(G1)の開催が近づいてきた。来月1日にフランス北部のシャンティイ競馬場で行われる。日本からはサトノダイヤモンドが参戦する予定だ。同競馬場は壮麗な城と大厩舎(きゅうしゃ)を持ち、フランス建築の傑作の一つと言われている。

 欧州の土地は貴族の領地だったものが多いが(土地によっては現在も)、この地がブルボン=コンデ・ファミリーの領地になったのは17世紀。ここに王室の血の流れをくむ第7代コンデ公(ルイ4世アンリ・ド・ブルボン=コンデ)が大厩舎を建て始めたのは1719年である。彼は摂政や宰相を務めたが、財政再建に失敗し、田舎のシャンティイへ追放されてしまう。

 ただ、彼はこの地を大層気に入っており、建物や敷地を改装し、35年には大厩舎を完成させた。狩猟用の馬や猟犬のための厩舎で、260頭の馬、犬なら500匹まで収容できるという。しかも美しく立派なつくりで、今でも華麗な馬術ショーが定期的に開催されている。

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