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保育士の声生かした絵本 「わたしは だあれ?」出版

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13冊の試作本を経て完成した絵本「わたしは だあれ?」を刊行した松本聡美さん(右)、後路好章さん(中央)、渡辺智子さん
13冊の試作本を経て完成した絵本「わたしは だあれ?」を刊行した松本聡美さん(右)、後路好章さん(中央)、渡辺智子さん

 保育士らの意見をもとに作られた年少~年中向け絵本「わたしは だあれ?」(KADOKAWA、1026円)が7月、出版された。

 編集者で「赤ちゃん絵本研究会」代表の後路好章さん(77)が全体の構成を考え、イラストレーターの渡辺智子さん(56)による優しい色合いの鉛筆画に、児童文学作家の松本聡美さん(69)が「だあれ? だあれ? わたしはだあれ?」とリズミカルな文章をつけた。

 絵本制作のきっかけは、アヒルやウサギ、オオカミ、クマが一列に並んでお互いを目隠ししている様子を描いた渡辺さんのポスター原画。後路さんは「個展で初めて見たとき、異種の動物たちが信頼し合う姿に、これは絵本になる、と確信した」と振り返る。渡辺さんは「人も、違いや隔たりを超えてつながり合えるという気持ちで描いた」と話す。研究会のメンバーらに何回も試作本を見せ、寄せられた意見を参考に、内容を練り上げた。

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