クルド独立

「歴史的な日だ」興奮に沸く自治区 住民投票

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市場や商店など各地にクルドの旗が掲げられたアルビル市内=イラク北部クルド人自治区アルビルで2017年9月26日、篠田航一撮影
市場や商店など各地にクルドの旗が掲げられたアルビル市内=イラク北部クルド人自治区アルビルで2017年9月26日、篠田航一撮影

一夜明けたイラク北部、中心都市アルビル

 【アルビル(イラク北部)篠田航一】「歴史的な日だ」「何年かかっても独立を」--。イラクからの分離・独立の是非を問うクルド自治政府の住民投票から一夜明けた26日、自治区の中心都市アルビルは、赤白緑に太陽をあしらったクルドの旗があちこちの商店に掲げられ、旗を付けた車が走り回るなど、一足早い「独立」ムードに沸いていた。投票結果に法的拘束力はないが、地元メディアは賛成票が多数を占めると伝えている。住民の間には、独立への「民意」を初めて投票の形で示したことに対する興奮が広がっていた。

 「独立まで何年かかってもいい。投票できたことがうれしい」。商店主のジャバル・ジャラさん(64)は笑顔でそう話す。タクシー運転手のボタン・サブールさん(24)は住民投票が行われた25日を「歴史的な日だ」と強調。そのうえで、「自分の国を持ちたいという当然の気持ちを表明しただけだ。なぜ外国は怒るのか。国がある人に、私たちの気持ちは分からない」と話し、投票に反対したトルコが原油取引停止に言及したことなど…

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